続「レアハンバーグの危険性」

先日、急激にアクセスが増加した過去記事


著名な方がシェアされたのがきっかけの様ですが、この認識が広まるのは大歓迎です。

また、何名かの方よりお問い合わせ、ご意見を頂きましたので何点かをご紹介します。


Q.  テレビでスーパーの牛100%挽肉でも大丈夫と言っていましたが大丈夫ですか?

A.  考えるまでも無く駄目です。


Q. 新鮮な挽肉であれば大丈夫ですか?

A.  鮮度とO157などの腸管出血性大腸菌は関係ありません。駄目です。


Q. 特定の店舗を攻撃するのは良く無いと思います。

A.  特定の店舗を攻撃している訳ではありません。


Q. 昔はレバ刺しやユッケは安全だったと書いてありますが、記事作成者自身に知識がないのでは?

A.  まだまだ勉強中ですが、足りませんかね 。。。

昔、牛レバーは「無菌」と言われていました。ユッケもキチンとした店ではトリミングを当然していました。キチンとした知識と腕がある職人の店は店主と顧客の信頼関係、店主と業者の信頼関係があり、今ほど無知な飲食店が無かったのでしょう。

ちなみに現在では、レバー内部にもカンピロバクターが存在するケースも確認され、禁止になっていますが、無菌にする術が現時点では無い為で、無菌にする事が出来る様になれば牛レバー生食再開の日も来るでしょう。


などなど、まあ、色々ですね。。
そうそう

「自己責任なんだから、とやかく言われる筋合い無い!」

なんてご意見もありましたね。。。本当に自己責任で済むのでしょうか?



自己責任では済まない食中毒


食中毒になると嘔吐や下痢をしますよね?誰が片付けますか?急激な嘔吐などで床に吐瀉した場合、1~2m程度、空気中に飛散します。「周りに人がいるから堪える」事など出来る筈もありません。

現につい先日、院内感染の事故で80代の男性が死亡しています。


牛肉をトリミングする意味などを説明すると屠畜の段階からホルモンの説明になり、長くなりますので、その点はまた後日。

とにかく、お年寄りやお子様がいる家庭では、特に気を付けて頂きたいですし、きちんと知識を持ってお食事を楽しんで頂きたいと思います。



一般社団法人 日本洋食協会

『日本洋食の未来を創る』 私達は「日本の洋食」を「洋食とは米飯に合わせて食す、日本独自の進化を遂げた西洋料理」と定義しております。つまり、「洋食」は紛れも無く日本食の一部です。しかしながら、海外に於いて洋食は「WesternFood」と混同されており、日本の食文化として認知されておりません。私たちは当協会の活動を通じ「洋食=Yoshoku」となる未来を築いて参ります。

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