日本洋食の未来を創る!その為に今、行動する!

『日本洋食の未来を創る』

このタイトルは我々の理念です。


現在、当協会では、イベント会社を通じて様々なフードイベント企画を進めています。


 当協会では、日本全国の洋食店または洋食を供する店舗を一堂に会する洋食イベント「洋食フェス」の開催を目指しています。

2020年のオリンピックへ向け、訪日外客数が伸びている今、日本全国の洋食を食すイベント「洋食フェス」を開催する事で、日本人は勿論、海外の方へも「洋食」の美味しさ、日本人にとって如何に大切な物か?どれだけ日常に溶け込んだ物なのか?を理解する、理解して頂く良い機会になると思いますし、これにより世界へ「日本の洋食」を発信できると考えているからです。
 

なぜ海外へ発信するのか?

我々の考える洋食が伝わっておらず、魅力あるもの、美味しいもの、何より、日本の料理とみなされていないからです。よって、洋食屋の海外展開は厳しいのが現実です。


事ある毎に
『「日本の洋食」は直訳で「WesternFood」になってしまいますが、海外で食す「WesternFood」と「日本の洋食」は全く別物です。』 
とお伝えしていますが、中々理解を得られません。
翻訳したらWesternFoodって出てきたから、洋食はWesternFoodでしょ?という考えは誤りです。言葉が無いが為に、一緒くたにされてしまっているだけです。


これは、instagramで #westernfood を見た際の画像です。    ↓↓↓↓↓↓↓↓の。


如何でしょう?何処に洋食が有るのでしょうか??


つまり、海外で洋食屋を探す時、また海外の方に説明をする際、我々の考える洋食に該当する言葉が無いので、説明が出来ないのです。これは洋食屋の私からすれば、とても悔しい事です。
例えば海外展開をしようと思っても「WesternFood」としか説明する言葉が無いのでは、説明された側の外国の方も、日本人が作るハンバーガーや正体不明の料理、日本の食文化では無い。と認識されてしまいますし、現時点、それが現実です。私が海外の方に洋食を「WesternFood」と言われたら、真っ向から否定します。洋食はYoshokuです。言葉が無いのなら作りますし、その努力をします。残念な事に、この原因は日本人である我々の責任でもあり、更に言えば洋食屋である私達の責任と思っています。現に昨年まで、日本語でも洋食の定義づけはされていませんでしたので、洋食って何?という質問に明確に答えられる方はいなかったのでは無いかと思います。


当協会では「洋食とは米飯に合わせて食す、日本独自の進化を遂げた西洋料理」と定義致しております。

海外へ発信すると?

訪日外国人の集客が伸びます。
更に海外出店の可能性も出てきます。

日本市場の将来性を考えた時、手間がかかりながらも、さほど高単価でもなく、アルコールなど、ドリンク比率の低い洋食業態は他の業態よりも薄利になります。日本ではお冷も無料、エアコンは当たり前、しかしサービス料も頂けない、世界でもごく稀な国です。更に少子高齢化により、人口は減少傾向にありますし、高齢化に伴い、食べる量は減っていきます。ですから、近い将来、間違い無く国内外に於いて、外国の方を顧客としなければならない時代になります。そして、それが出来ない場合、その店は撤退を余儀なくされますし、その更に先には洋食文化の継承が成されないという事も考えられます。これは決して大袈裟な話では有りません。ですから、今こそ、行動に移す時だと確信しております。


続く…

















一般社団法人 日本洋食協会

『日本洋食の未来を創る』 私達は「日本の洋食」を「洋食とは米飯に合わせて食す、日本独自の進化を遂げた西洋料理」と定義しております。つまり、「洋食」は紛れも無く日本食の一部です。しかしながら、海外に於いて洋食は「WesternFood」と混同されており、日本の食文化として認知されておりません。私たちは当協会の活動を通じ「洋食=Yoshoku」となる未来を築いて参ります。

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