NHK朝ドラに洋食屋が!

4月より始まるNHKの朝ドラに洋食屋が登場するようですね。

最近、民放は勿論、NHKの某番組にも情報提供をさせて頂いておりますので、何かしらのご縁かもしれません。



1960年代とは?

さて、このドラマ、1964年の東京オリンピック前後のお話だそうで、ファミレスも一般的でなく、一部を除いては洋食が高級だった時代です。


出典 スポニチ


この時代、今ではどこの家庭にもあるラップ(サランラップやクレラップなど)が各メーカーから販売された時期で、日本を代表するコックの組織「全日本司厨士協会」が1960年ウィーンで開催された世界司厨士協会連盟の総会に参加、日本の西洋料理界が、晴れて世界の料理界の一員として認められました。また、家庭洋食で大人気の「クリームシチュー」がハウス食品より発売されたのもこの時代(1966年)です。

1959年5月、1964年の東京オリンピック開催決定により、観光国として日本の需要は高まり、宿泊施設需要が高まり、日本にホテル建設ブームが訪れたのもこの時期です。

この時期はソニーがスポンサーとなって「マキシム・ド・パリ」の日本上陸(1966年)もあり、正に日本の西洋料理会の分岐点となる時代です。


ドラマの中で、どの様に表現されていくのか。

とても楽しみです。


一般社団法人 日本洋食協会

『日本洋食の未来を創る』 私達は「日本の洋食」を「洋食とは米飯に合わせて食す、日本独自の進化を遂げた西洋料理」と定義しております。つまり、「洋食」は紛れも無く日本食の一部です。しかしながら、海外に於いて洋食は「WesternFood」と混同されており、日本の食文化として認知されておりません。私たちは当協会の活動を通じ「洋食=Yoshoku」となる未来を築いて参ります。

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